今回は大きく分けて3点について質問させて頂きます。
1、法務局の建物利用について
昨年度の決算特別委員会において、
「法務局が移転した場合に跡地をどのように利用するのか」
という質問に対して、
響野総務課長から、
「現在調整中で、具体的な結果はまだ出していない」
という答弁を頂きました。
☆市の保有する施設としても一定の規模であり、市役所に近い場所にあるということから考えて、今後市の施設として利用するのか、又は、建物を解体し土地を更地にしてその土地を貸付けるのか、もしくは、売却してしまうのかなど何点かの選択肢があると思いますが、どのようにお考えでしょうか。
また、市の施設として利用する場合には平成22年4月に実施予定である機構改革にも影響するのではないかと思います。
☆そこで機構改革の構想はどのように進んでいるのかをお尋ねします。
2、学校給食について
8月20日頂いた資料に「四條畷市学校給食調理業務等業者委託選定委員会においてプロポーザル方式により、委託業者を選定し、本年9月1日から正式に給食調理業務が民間委託されています」と書かれていたとおり、
調理業務を委託する業者も決まり、今月から新たな体制で学校給食がスタートしていると思います。
このような制度の移行に関連して、市民から
「今の幼稚園生が中学になるころには学校給食が廃止される」
という噂が流れているということです。
噂ばかりが先行すると不安ばかり募ることになります。
☆そこで、学校給食の今後の存続についてどうなっているかをお尋ねします。
3、スポーツ振興について
総合計画のなかでスポーツについて、
「住民一人ひとりが、地域性を活かした幅広いスポーツ活動に、それぞれの目的や志向に応じて、いつでも、どこでも気軽に参加出来る、生涯スポーツの自立を促進することが必要である」
「体育施設の充実や有効活用を図るとともに、適切な施設整備が必要である」
と書かれております。
健康促進の問題からも、日々の生活の充実のためにも、スポーツはこれからますます重要なものとなってくると思います。
☆そこで、市ではスポーツ振興についてはどのように考えているのかをお尋ねします。
以上、3点について答弁よろしくお願い致します。
<再質問>
自席より再質問させて頂きます。
1、法務局の建物利用について
維持管理費や利便性の理由から更地にして返還してもらうということでした。
その検討過程において、建物を利用する場合の維持管理費、更地にした場合の賃貸収入、売却した場合の売却価格を試算したものだと思います。
☆そこでそれぞれの試算の具体的な金額を教えて頂けないでしょうか。
建物の解体費用2,000万円も今なら国が負担するということからも、毎年の維持費が500万円かかることからも、遊休地は売却するという市の方針からも私自身も売却するべきだと思います。
そして、売却するのであれば今度は、その土地が今後どのように利用されるかによって市の収入も変わってくると思います。
☆そこで、例えばその土地にマンションが建てば毎年の固定資産税の収入も見込めると思います。その場合には固定資産税の税収はいくらくらいになるでしょうか。
報告書の中でも「引越しや維持費のことを考えると、そのような費用を子供たちへの教育費に使ってほしいという意見が出ている」という点については、昨日の同僚議員の意見同様全く同感です。
今後経常的に見込まれる固定資産税のことを考えてもやはり更地にして売却するのがいいと思います。
収入は固定で、支出は変動でというのが単純なことではありますが、非常に重要なことだと思います。
次に機構改革について。
衆議院議員選挙の結果による多岐にわたる大幅な制度変更等を考えると、平成22年4月の段階では大きな機構改革は出来ないということでした。
ただ、部分的には変えていくというニュアンスでもあると受けとめました。
議会でも、委員会でも繰り返し言っておりますが、人事課の場所だけは機構改革に関わらず移設するべきだと思います。
というのも人事課は例えば、人間関係であったり、健康状態であったり様々な人に関する情報を把握しておかなければならないと思うからです。
そういう意味においても、人事課の場所は職員が頻繁に行き交う場所にあるべきだと思います。
また、現状のように本館の2階では用事がなければ職員が人事課の部屋に来ることもないなど他との接点が少ない場所になっております。
しかし、現状の人事課の部屋でデスクワーク中心の仕事になっているようでは、近年続いた不正問題の早期発見などはなかなか出来ないと思います。
☆そこで、あらためて人事課を人の出入りの多い場所に移すなり、部屋の壁そのものを潰してしまうべきだと思いますがそのような予定はありますか。
これに関連して、ちょうど昨年の6月議会で、前副市長に
「他の部署から情報を仕入れるためにも副市長室をなくしてしまってはどうでしょうか」
と質問しました。
その時の答弁は
「各部間の調整や、課題解決のためにも今の部屋が最適かなと思います」
とあまり前向きなものではありませんでした。
そこで、本年4月に新たに就任した副市長は部屋に閉じこもって仕事をするタイプではないと聞いております。
大阪府の職員だった時代には出向先の大阪府産業基盤整備協会で立派な個室を貸し部屋に変えたり、常勤だった理事を非常勤に変えてしまうなど思い切ったことを実行してきたと聞きました。
☆そこで、今ご自身が利用されている副市長室も解体してしまって、日によって違う席で仕事をするフリーアドレス制を副市長がパイオニアとして導入してみてはと思いますがどうでしょうか。
先日立ち話をしてたときと比べるとかなりトーンダウンしてしまってます。
しかし、是非そうして頂ければ副市長の影響力もますます向上するものだと思います。
副市長室に限らず職場に個室なんてものはいらないというのが私の考えです。
お互いに見られているということが重要だと思います。
副市長がそう言ってくれたので、大きな個室にいる教育長にも話題をふってみようかなと思いましたが非常に険しい顔をしていますので今回はやめておきます。
一点付け加えておきますが、先日、後でも言及しようと思っている「一般質問に対する進捗状況」というものを頂き、
「これはいいですね、誰の発案ですか?」
と事務局に聞いたら、
「副市長の発案なんですわ」
ということだったので、
今月の議会後に頂く「一般質問に対する進捗状況」の中には必ず「副市長室解体に向けた前向きな取り組み状況」を掲載して頂きたいと思います。
では、次に、
2、学校給食について
○市民の間でいずれなくなるという噂があるが、今後の存続についてはどのように考えているか
今後も学校給食は継続していくという答弁でした。
☆しかし、「今後」というのが抽象的な言葉なので、噂になっている「今の幼稚園生が中学校になっても学校給食は存続するか」という点については具体的にはどうですか。
はい。では質問を頂いた方に議事録を渡しておきます。
また、同様に、
「民間委託されることで、地産地消などの食育が出来ないのではないか」
という質問を頂きました。
☆これに関してはどうでしょうか。
はい。その旨も伝えておきます。
学校給食に関しては保護者にとっては大変な関心事ですので情報を積極的に公開して、保護者の方々の不安を解消して頂ければと思います。
3、スポーツ振興について
○市ではスポーツ振興をどのように考えているか
「スポーツを楽しむことが出来るようさらなる環境の整備を図ってまいります」とお答え頂きました。
また、本年8月13日に頂いた「四條畷市地域コミュニティ制度あり方検討委員会設置主旨」によると、
・地域における連帯感が希薄化し、地域が本来もっている相互扶助の機能が低下しつつあります。
・緑と歴史をいかしたにぎわいあるまちの実現
・協働のまちづくりには、ふれあい楽しみながら暮らせる地域コミュニティの充実が不可欠です。
と書かれております。
これだけ人間関係が希薄化した社会ではコミュニティの再興というのが大きなテーマだと再確認しました。
そういう意味でもこれからの時代にはスポーツをコミュニティ再興のツールにすることは重要だと思います。
スポーツはコミュニティの再興だけでなく、世代をこえた人間関係の構築にも役立つと思います。
ある定年が近づきつつある職員の方が若手と一緒になって野球に熱中している姿を見るとあらためてそう実感します。
そのように世代間交流やコミュニティ再興という意味においてもスポーツをする場所というのが重要になってくると思います。
四條畷では、小中学校のグラウンドを除くと、大きなグラウンドは畷中の上にある市民グラウンドしかありません。
しかし、この市民グラウンドは大阪府から借りているもので、府の財産処分の関係から今月中に返還するのか買い取るのかを決めて回答しなければならないと聞きました。
☆これに関する具体的状況とどのように回答するのかをお尋ねします。
これについても現状のように賃借するにしても、土地を買い取るにしても金額の整理をしていると思います。
☆そこで、現状の賃借費用と府から買い取る場合の購入費用、購入した場合にかかる付随費用はいくらくらいと見込んでいますか。
12億円近いという予想があるにしても、交渉をするうえで府側からの金額の提示がないということ自体がそもそも間違っていると思います。どこの商売に期限だけ設定しておいてこの日までに金額は推定して返事をしなさいという取引なんてないと思います。
次に、
☆府の提示額に関わらず、市はいくらくらいであれば買取可能でしょうか。また、いくらぐらいであれば継続して借りることが出来るとお考えでしょうか。
私もそれくらいが限界かなと思います。
今まで300万円で借りていたものが、買取となると予想で12億円にもなるとさすがに現状の市の財政状況を考えると苦しいと思います。
仮に12億円とすると、借りていた場合の400年分にもなってしまいます。
そこで、日本体育協会が旗振り役になっている地域総合型スポーツクラブというものがあります。
地域総合型スポーツクラブのねらいは、
「生涯にわたってスポーツを楽しむことが出来る「場」を地域につくり、定着させることにあり、そのクラブを通じて生涯スポーツ社会の創出に貢献することにあります」
しかし、大阪府ではその導入率がかなり低く、府でも困っていると聞きました。
☆そこで、市民グラウンドを地域総合型スポーツクラブの拠点に利用するという条件で現状のまま賃借を続ける交渉というものは出来ないでしょうか。
☆市から府に対する存続に対する要望書のようなものは出しているか、また、出しているならどのような文章で書いていますか。
海外では、自由時間をスポーツクラブで過ごすというライフスタイルが、地域社会における個人の自立であり、地域における自分の居場所づくりでもあると言われています。
市民グラウンドに関しては、日中の野球やサッカーはもちろんのこと早朝たくさんの方がウォーキングをしてたりマラソンをしてたりします。
夕方には親子でキャッチボールしたり、地域にとっても、家族にとっても、必要不可欠な場所です。周りは緑に囲まれていて本当に心がやすらぐ空間です。
遊ぶ場所の確保という意味でも市民グラウンドは大事だと思います。
私が小学校の頃は家の近くに田んぼがあったので秋に稲刈りが終わるとそこが遊び場になったり今と比べるとたくさん遊ぶ場所がありました。
しかし、近年では田んぼも減少し、今まで空き地だったところにもほとんど家が建ってしまっています。
公園に関しても、狭いところであれば野球禁止とかサッカー禁止とかなっております。
そこで、市の持つグラウンドというものがどうしても必要になってくると思います。
大阪府では、あの市民グラウンドは遊休地という認識だそうです。遊休地というのは文字通り
「活用されないで放置してある土地」のことを言います。
☆本当に活用されないで放置されているのかということを出来れば土曜か日曜に大阪府に直接見てもらう必要があると思いますがどうですか。
私も中学生の頃は市民グラウンドのレフト側の入口から外野を横切ってライト側の階段を下りて学校に通っていました。
今でも何かトラブルがあると、頭を冷静にするためにも帰りは畷中と市民グラウンドの間を通るようにしています。
市民グラウンドは利用する人にとっては本当に愛着のある場所だと思います。
たくさんの緑に囲まれているし、ライト側のポジションあたりからは四條畷市を一望出来る素晴らしい景色です。また春夏秋冬それぞれの四季によって感じる空気や風は何とも言えないものがあります。
伊藤忠商事の元社長である丹羽宇一郎地方分権改革委員会委員長が、
「政治における意思決定において最も重要な点は、それが国民の幸せにつながっているかという点」
だと言っております。
この市民グラウンドの問題については、市民府民の幸せというものにもつがなる大きな問題だと思います。
特に大きな企業がない四條畷にとっては、ただ住むためだけの空間になってしまうということは長い目で見ると死活問題にもなりかねないと思います。住むだけの場所には魅力がないと思うからです。
教育長が就任の際に「学校のない町には人は住まない」と言っておりましたが、それはスポーツや文化にも通じるものだと思います。
そういうことも考慮して、もう一度府に必要性を訴えて何とか市民グラウンドを死守して頂きたいと思います。
以上で今回の一般質問を終わります。
2009年9月30日水曜日
2009年9月20日日曜日
高校ラグビー(@茨木工科)
去年まで合同チームだった四條畷高校が
久しぶりに単独チームになったということ
で試合を見に行きました。
野球もそうですが、高校のスポーツは結構
レベルが高い。
プレースキックなんかは大学生より上手い
んちゃうかなと思います。
久しぶりに単独チームになったということ
で試合を見に行きました。
野球もそうですが、高校のスポーツは結構
レベルが高い。
プレースキックなんかは大学生より上手い
んちゃうかなと思います。
2009年9月15日火曜日
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