2007年6月30日土曜日

一般質問(再々質問)

三期休業期間中の業務を具体的に上げて頂きましたが、それぞれの業務に実際必要な時間を教えて下さい。それを明確にすれば改善点が見えてくるのではないでしょうか。

参考までに、地方自治経営学会の調査によると、直営(公立)の場合のコストを100とした場合、委託等のコストは学校給食で55.2となっております。

このような点も踏まえて頂いたうえで、民間委託という形態も一度検討して頂くことを要望します。


今回は学校給食センターというテーマのもと固定費、変動費について見てきました。

この場にいる全ての方に考えて頂きたい点があります。

今回何度も言及してきた「利息」は固定費でしょうか、それとも変動費でしょうか?

私は固定費だと思います。

なぜなら市役所が稼動していようといまいと365日毎日かかってくる経費だからです。

せっかく職員の方が昼の時間に電気を消したり、コピー用紙に裏紙を使ったりしていくら変動費を節約したとしても、今までに累積された利息という固定費が存在するために全てを帳消しにしてしまっているのです。

繰り返しになりますが、四條畷の財政再建にはあらゆる固定費を圧縮することが不可欠です。

この概念を市全体で共有できるよう要望して今回の質問を終わらせて頂きます。

2007年6月28日木曜日

一般質問(本質問)

効率良い市制に向けた一提案として今回は学校給食センターの運営形態について質問していきたいと思います。

平成13年に設立されたこの学校給食センターは当時の紆余曲折を経て現在運営されております。

21億4,600万円の事業費ほぼ全額にあたる20億4,200万円を市債の発行で建設されたこの学校給食センターは平成19年3月末現在においても17億6,400万円もの市債を残しております。

この市債の利息は1.69%と1.95%とのことですので利息だけでも年間3,000万円以上の負担が生じていることになります。

次にこの学校給食センターの減価償却費を仮に耐用年数40年の定額法で計算してみますと、減価償却費は5,365万円です。

ですから利息と減価償却費の合計は8千万円以上となります。

何もしなくてもこれら経費はかかってきます。


また、平成19年3月末におけるこの学校給食センターの市債残高は17億6,400万円となっております。

しかし、連結ベースにおける実質収支のことを考えるとこの20億4,200万円から17億6,400万円という市債の減少は単なる科目の振替に過ぎないのではないでしょうか?

ですからこの17億6,400万円の返済計画を市債全体の500億円の返済計画とを合わせて具体的に教えて頂けないでしょうか?



次に学校給食センターの職員の人数の変遷を見ていきます。

2つの学校給食センターを統合する前の平成12年度において29人だった調理関係職員(正規職員)は、平成18年度において10人と減少しております。

しかし、これに臨時職員、派遣職員を加えたトータルではほぼ毎年29人で推移しております。

そこで、この点から「統合の効果」という点に関してどのように分析されているのかをお尋ねします。

また、平成19年度予算において今まで2人であった事務関係職員に臨時職員を1人追加したのは何故なのかをお聞きします。

正規職員の減少は臨時職員と派遣職員で補っていると思われます。ただこの派遣職員に関しても11ヶ月分の給与という計算方法をとっているとのことですので固定費に変わりはありません。

学校給食センターの稼動日数は年間187日です。もちろんこの稼働日数以外にもメンテナンス等にかける日数が必要だと思います。

しかし派遣職員の契約をしている委託先に聞いたところメンテナンス等に必要な日数は大きな休みの前後2、3日で年間にすると20日くらいだと伺いました。

ですから学校給食センターの職員の実際に必要な勤務日数は年間207日ということになります。

一方、一般の職員の勤務日数は年間242日ですのでその差である35日、率でいうと14.7%については不要な勤務日数だと考えることができます。

仮に平成18年度の正規職員10人の年間給与を一律500万円として計算すると、

500万円×10人×14.7%=735万円

この金額が固定費ゆえの負担と考えられるでしょう。

ですから稼働日数が少ないものに固定費という負荷をかけるということはあまりにもリスクが大き過ぎます。

そこで、こういう考えに基づいた上で今後の正規職員や他の形態での職員の配置予定をお聞きします。


今なぜ学校給食センターの改革が必要かという最大の理由は、今後予想される少子化社会に柔軟に対応すべく早い段階で固定費を変動費に変えておく必要があると感じるからであります。

言うまでもなく一人の職員を雇えば30年から40年間固定費としての人件費が発生します。しかもこと技術職に関しましては一度採用してしまうと他の業務に転用することが難しくなることが予想されます。

最小限の正規職員と臨時職員という形式もしくは公設民営という形式に転換しておけば固定費としての人件費が変動費としての人件費に転換できますので、学生数が減ったときには少ない人件費で、そしてもし多くなればそれに応じた人件費を払えば済むわけであります。


なお民間委託という形式をとった場合、「①安全、②美味しさ、③責任」というものが必ず問題になってくると思います。

しかし、1つめの公がすれば安全、安心という考え方自体疑問があると思います。もし公だけが安全安心なら、いわゆる外食産業は存在しないことになります。

2つめの美味しさに関してですが、全ての外食産業を手放しで持ち上げるつもりは毛頭ございません。しかし民であるからこそ企業努力でコスト削減と美味しさの向上を同時に成し遂げていることもまた事実であります。

また3つめの責任に関しても、委託する民に対して「契約」を担保にしておけばよいのです。

もしこの契約に違反すれば著しい損失と責任を負わせるという「制度としての仕組み」を前もって義務付けておけば、民間事業者だから信頼出来ないという問題も解消出来ます。

効率的行政を目指すためにも市場メカニズムを利用すべきです。

確かに市場メカニズムは万能ではなくいわゆる「市場の失敗」も発生させます。しかし市場メカニズムが上手く機能するよう制度設計することが公の役割です。

つまり公と民の役割を線引きすることが公の仕事ではないでしょうか。

四條畷の財政を考えますと出来るものは早急に手をつけておく必要があります。しかも人員に関係するものについては大量引退が始まる今だからこそ出来るものです。

このまま放っておいて夕張市の様な財政再建団体として国の指導をうけ、市民にある日突然負担の急増を求めるのか、それともいわゆる夜警国家、「小さな政府、小さな自治体」へと早めに転換しておくことで市民の負担を最小限に抑えるのか、この選択が必ず迫られると思います。

学校給食センターの設立は国や府からの補助金を一切受けておらず全て地方債の発行で建設されております。

当時この学校給食センターの建設をめぐって起きた事件に関しても、21億もの巨額の費用を投じてこの学校給食センターを建設したことに関しても「市民のため」という視点が完全に欠落しております。

ただ今から6年前のことを後悔しても市の発展はありません。

そして確かに21億円という大きな債務ではありますが、同時にバランスシート上では21億円という資産があることもまた事実です。

ですからこの学校給食センターというハードを如何に効率良く、かつ市民の負担を最小限にしながら運営していくのかということが大きな課題といえます。

先程の質問とも重複しますが、このハードを今後如何に効率良く運営していくのかという市のお考えをお尋ねします。

質問は以上で終わらせて頂きます。

明快な答弁をよろしくお願い致します。

2007年6月27日水曜日

一般質問(所信表明)

この度4月に行われた市議会議員選挙を経てこの議場に初めて立たせて頂きました。市民の皆様からの信任により市制の一翼を担はさて頂くという責任感と長年目標としてきた市議会議員としてこの場に立つことが出来るという幸福感とを今改めて感じております。

私が四條畷の市議会議員を目指したのは大学受験で浪人をしていた18歳のときであり、 今から14年前のことになります。当時は社会経験も全くなく、世間知らずの一青年ではありましたが、浪人の1年間ほとんど誰とも接することなく自分が今後どのように生きていこうかと思考に思考を重ねて決めたのがこの議員としての道でした。

大学、大学院、社会人と常にこの場に立つことを目標として日々生活してきました。

四條畷市制は1970年(昭和45年)から36年ということなのでほぼ私の年齢32歳と同じであります。ですから四條畷の歴史とともに私も今日まで歩んできたことになります。

今も昔も四條畷という街は大阪という都会のなかにありながらも緑豊かで自然に恵まれており、人が住み子供が育つには最高の街だと思っております。


今回この議場に立つにあたってまず私の視点を確認しておきたいと思います。

1つめは、「ふるさと四條畷市民としての視点」です。

自分の生まれ育ったふるさとだからこそ職業としての観点からではなく抽象的ではありますが、「想い」のようなものをバックボーンにして四條畷再生に尽力出来ると思うからです。

生まれてから今日まで小学校をはじめとする地元の学校教育機関において、また地域のあらゆる世代のたくさんの方々から様々なことを教わり育てて頂きました。それと同時に多くの価値観を吸収して今の自分があります。

ですから、その恩に報いるためにも、現状で大変苦しい市の財政状況ではありますが何とか自分の生まれ育ったこの街を破綻させることなく再生することが私の使命だと思っております。

そのためにもやはり自分の「ふるさと四條畷市民としての視点」が必要だと思っております。

2つめは、今回の選挙でもおそらく皆様から期待して頂いたであろう「若い世代からの視点」です。

本年3月に示された市の行財政改革プランでは市債について「次世代が負担する債務」と書かれております。

この「次世代」というのは恐らく我々30代、20代、もしくは学生や子供たちのことを指しているのではないでしょうか。

先の行財政改革プランには5ヵ年の収支見通しがあがっております。

しかしこのプランを実施したとしても平成23年度一般会計においてなお実質収支でマイナス8億円という赤字が出ることになっております。

三位一体改革で今後交付税、補助金の増加が見込まれない状況の中これらの赤字は全て現状でも500億円ある債務に上乗せされるというかたちで「次世代」が負担しなければならないでしょう。

子供たちにいたっては、知らないうちに将来自分たちが負担しなければならない債務が年々累積されていることになります。

ですから、これらの債務の増加を何としてもくい止め「次世代」の負担を少しでも軽くしていく必要があります。

そのためにも「若い世代からの視点」というものが不可欠だと思っております。


企業会計にはゴーイングコンサーン(going concern)という考え方があります。

ゴーイングコンサーンとは、財務諸表を作成する上で企業が継続して事業活動を行うことで、廃業や財産整理を前提としていないという考え方です。

簡単に言えば企業が未来永劫存続することを意味した考えです。

なお、この言葉は「企業には継続するという社会的使命・責任がある」という意味でも使われます。

まさにこうした考え方が今の四條畷にとっては必要ではないでしょうか。

このゴーイングコンサーンを満たすため市が取り組むべき課題は、市民の負担を最小限に抑えながら効率の良い市制に再構築することだと思います。

このゴーイングコンサーンという考え方と、先に申し上げた「ふるさと四條畷市民としての視点」そして「若い世代からの視点」をもって今後の四條畷の進むべき道を模索していきたいと思います。

2007年6月26日火曜日

初一般質問(@6月議会)

無事一般質問が終わりました。

始め数分は少し緊張していましたが話して
いるうちに調子出てきました。

二次会の司会の時と同じような感覚でした。

初めて駅立ちしたときの緊張を経験している
ので感覚が麻痺してきたようです。

ちなみに初駅立ちのときは緊張のあまり
ショック死しそうでした(T_T)


さて、このブログは小学生も見てくれている
とのことなんであまりややこしいことは書か
ないスタンスですが、

今回は一般質問内で所信表明も述べているので
何回かに分割して内容をアップしようと思います。

2007年6月21日木曜日

原稿完成

昨日は雨の影響もあり、久しぶりに一日中
家にいました。

家から出なかったのは多分1年ぶりくらい
だと思います。

お陰でやっと一般質問の原稿が完成しました。

勉強部屋発見(@市役所)

市役所内に勉強部屋を発見しました。

狭いですが人の出入りがほとんどないので
集中できます。

昔から勉強しているときに人から話しかけ
られるとかなり不機嫌になります。

そのくせ友達が勉強している姿をみると
ついつい、

「なー、なー、ルマンド食べへん?」

とか言いながら半笑いで邪魔してしまいます。


そんなこんなで友達減りました。

2007年6月18日月曜日

結婚式(@浜松)

日曜は浜松で大学の友人の結婚式でした。

浜松に着いたのが10時で2時には帰路に
ついたので滞在時間わずか4時間程ですが
ほぼ笑い続けてしまいました。

やはり友達大事です。

ムーディ勝山ネタ面白かった。

「新郎が、お世話になった人を左に受け流す」

しばらく笑えます。

最も受け流してはいけないところです。

2007年6月15日金曜日

6月議会(2007)

今月は6月議会で慌しくしております。

特に初めて一般質問するのでその下調べ
や準備が大変です。

今月が終わればやっとホッと出来そう
なんでもう一息頑張りますo(`・ω・´)○

2007年6月11日月曜日

個人情報(大公開)

最近、どうも個人情報が漏れているようです。

今朝も高校生がこんな感じで話しかけてくれました。


高校生:日曜文化祭なんで来て下さい。

渡辺 :残念ながら、日曜は友達の結婚式やねん、、、

高校生:最近結婚式多いですよね。

渡辺 :(?Σ(゜ロ゜;) 、そんなんこの子に言ってたかな?)

高校生:二次会でまた司会ですか?

渡辺 :(?Σ(゜ロ゜;))

高校生:とりあえずトッティによろしく言っておいて下さい。



完全にこのブログです(-.-;)

2007年6月8日金曜日

紆余曲折(うよきょくせつ)

ワードで「紆余曲折」と打とうと思って、
「うようきょくせつ」と入力すると、

こともあろうに、「ウ用曲折」と出ます。

しかも、「ウ」半角やし、、、

何てバカなワードだろうと鼻で笑いながら
一応ググッて見ると、

「うよきょくせつ」が正解でした。

僕の方がよっぽどバカです(-.-;)

2007年6月7日木曜日

楠葉会(日曜3)

日曜は水道局の記念式典の後、高校の卒業生の
総会に参加しました。

久しぶりに校舎を見学させてもらいましたが
昔とは大違いです。

当時は床が抜けそうだった本館も綺麗に改装され
ているし、おまけにクーラーまで付いていました。

昔はそんなものはなく、下敷き振りまくりでした。

ただ、何といってもボコボコだったテニスコート
がオムニコートになっていたのが羨ましすぎです。

2007年6月5日火曜日

水道局50周年(日曜2)

日曜は岡山自治会の運動会の後、水道局の
50周年記念式典でした。

大学生の頃、地方から来た後輩が、

「大阪の水はちょっと、、、」

とか言っていたので

「甘ったれるな!」

と一喝しておきました。

意味不明の一喝ですが、水なんて慣れの
問題です。

中学の頃も水道水をガブ飲みしていましたが
水道水でお腹を壊したことなどありません。

ただ数ヶ月前に新聞にも載っていましたが、
最近の大阪の水は浄化の技術が向上し実際
かなり美味しくなっているようです。

新聞に載らなければもちろん気付いてません。

2007年6月4日月曜日

岡山自治会運動会(日曜1)

日曜は四條畷中学のグランドで岡山自治会の
運動会がありました。

先日の市民体育祭と遜色ないくらいの活気でした。

久しぶりに中学の中に入りましたが、プールの
横のトイレが完全に老朽化しているのが心配です。