4、mixi を利用した市に対する意見募集について
☆若い世代からの意見を募集するためにmixiを利用したらどうでしょうか。
mixiで劇的に意見を増やすというのが目的ではなく、意見を言いやすくする
ように窓口を広げることが目的です。
☆広く市政に対する意見を頂いているということですが、平成19年度における
市長への意見箱の実績はどれくらいでしょうか。
意見箱は127件と結構多いのとは対照的に、メールは11件とかなり少なくなって
おります。
恐らく、市役所にメールを送るというのは気軽なことではなく、敷居が高くなって
いるのが原因だと思います。
そこで、mixiに「四條畷市役所」というコミュニティを作ってみたらどうかと
思っております。
mixiは今日議会に出ておられるような部長級、課長級の方で利用している人は
少ないと思うが、若い世代はかなりの人が利用しています。
私自身もmixiをしていますが、友達との連絡にも使うし、仕事の連絡でも使うこと
もあります。
市政に関する意見や要望もmixi経由で受けることもしばしばあります。
今まで招待が必要であったが、必要なくなったし、年齢制限が18歳からだったのが
15歳に引き下げられたのでこれまで以上に利用しやすくなっています。
コミュニティ形式にすれば、メールより気軽に意見を書くことが出来ると思います。
掲示板形式にすると、誹謗、中傷ばかりになってしまう可能性がありますが、
mixiであれば登録した上でするのでそこまで大きな誹謗、中傷合戦にはならない
と思います。
もし、返答のためにあまりにも時間がとられるようであれば、さすがに人件費が
ばかにならないので、とりあえずは、職員が必ず目を通すという約束の下、
返答はせず、市民からの書き込みを必ず読むという取り決めにしておくだけでも
当初は充分だと思います。
You Tube も mixi も今まで市とはあまり接点のなかった若い世代や仕事中心の
生活になりがちなサラリーマン層に少しでも市政に関心をもってもらうことが主旨
です。
だから、検討と言わず積極的に導入して頂きたいと思います。
最後になりますが、今回の打合せで複数の職員から
「他市がやっていないのでまだ出来ません」
とか、
「他市の実績を見てから判断します」
という言葉を何度も聞きました。
しかし、これまでのように国が自治体を一律に保護してきた時代が終わろうと
している現在ではそういう発想が最大の弱点になってしまう可能性があります。
だから、新しいものを取り入れたり、他と違うことをすることが必要なのだと
思います。
また、常々「財政に余裕がないから、知恵を振り絞って」
と言っていますし、
昨日も加藤理事が、
「お金がないところでは工夫して」
「出来ることをまずする」
と言っておりました。
そう言うなら、You Tube も mixi もお金はほとんどかからないし、
「出来ることをまずする」に該当すると思います。
お金もないし、新たな発想もしないしでは市民は許してくれないと思います。
「他と同じことだけしていればいい」
という精神と、
「人と違うことをするからチャンスが来る」
という精神では今後大きな差が出てくると思います。
そんなことを自分にも言い聞かせながら、今年最後の一般質問を終わりたい
と思います。
以上です。